「情報1」大学入学共通テストで必修化 県教委 IT教育企業と連携協定
鹿児島放送
来年の大学入学共通テストから高校の「情報1」が必修になるのに備えて、県教育委員会が東京のIT企業と連携協定を結びました。 締結式では、東京のIT企業「ライフイズテック社」と県教委が無償での教職員の研修や教材の提供などを盛り込んだ協定書に署名し、連携協定を結びました。 教職員の指導力の向上などを目指します。 (ライフイズテック社 最高AI教育責任者 讃井康智 取締役) 「教材を提供してあとは学校でお任せしますということではなく、しっかりと先生方が子どもたちを教えきることができる、子どもたちがしっかりと成長できる、そういったところまで伴走させていただく。今回の連携協定の一つの大きなポイントと考えている」 (県教育委員会 地頭所恵 教育長) 「伴走支援という形で様々な課題を分析しながら支援をしてもらえる。現場の先生方にとっては非常に心強いのではないか」 「情報1」は2022年度から高校の必修科目となっていて、来年1月の大学入学共通テストから受験科目に追加されます。 県教委によりますと、ライフイズテック社の教材は、今年度、県内12の高校で導入されているほか、これまでに17市町村の中学校でも使われているということです。