【MLB】有望株ホリデイが再昇格後6試合で3本目の一発となる先制弾 チームは直後に5失点で逆転負け
【オリオールズ2-5ブルージェイズ】@ロジャース・センター
日本時間8月7日、オリオールズは敵地ロジャース・センターでブルージェイズとの同地区対決3連戦がスタート。その初戦は6回表に有望株ジャクソン・ホリデイの一発で先制したものの、2対5で逆転負けとなった。ブルージェイズ先発のクリス・バシットは8回途中3安打2失点の好投で9勝目(10敗)をマーク。3番手のチャド・グリーンが9セーブ目を挙げ、オリオールズ3番手のグレゴリー・ソトは一死しか取れず4安打4失点の大乱調で5敗目(2勝)を喫した。 【動画】オリオールズのジャクソン・ホリデイが3号先制ソロを放つ オリオールズはグレイソン・ロドリゲスが急遽先発を回避したものの、代役のアルバート・スアレスが5回2安打無失点の好投。6回表にホリデイの3号ソロで先制し、試合の主導権を握ったかに思われた。ところが、6回裏二死1塁の場面で登板した3番手のソトが大誤算。1・3塁とピンチを広げたあと、アレハンドロ・カークに3号逆転3ランを浴び、さらにアディソン・バージャーのタイムリー二塁打で2点を追加され、この回一挙5失点となった。8回表に無死満塁の大チャンスを迎えたが、オースティン・スレイターの押し出し四球による1点どまり。打線がわずか3安打と機能せず、2対5で敗れた。 オリオールズの超有望株ホリデイは7月末に再昇格し、今日が6試合目。再昇格した初戦でメジャー初本塁打となるグランドスラム、ガーディアンズ4連戦では3度のマルチ安打を記録し、最終戦で2号ソロを放っていたが、今日は2試合連発となる3号先制ソロを放った。これで再昇格後は6試合に出場し、打率.400(20打数8安打)、3本塁打、8打点、OPS1.378の活躍。初昇格時は10試合で打率.059(34打数2安打)と大苦戦したが、球界ナンバーワン有望株がついにメジャーの舞台で輝きを放ち始めている。