焼酎廃液を発電に再利用 王子製紙日南工場を環境分野の専門家などが視察
宮崎放送
環境分野の専門家などで構成される「MRTキープみやざきビューティフル審議会」の委員らが、日南市の王子製紙日南工場を視察しました。 王子製紙は焼酎の製造過程で発生する焼酎廃液を再利用し、電力として工場内のエネルギーに活用する取り組みを行っています。 25日は、「MRTキープみやざきビューティフル審議会」の委員7人が王子製紙の日南工場を訪れ、排水処理の行程やタービンを回す為に必要な蒸気を発生させるボイラーを見学しました。 (キープみやざきビューティフル審議会 岩本俊孝委員長) 「焼酎廃液はなかなか厄介で、いろんなところで利用されようとはしているが、効率的に大きな工場の中で焼酎廃液をエネルギー、さらに汚泥を処理する方法論として使っているのは素晴らしい取り組みだと思った」 審議会では、今後もこうした活動を通して環境保全を推進していくことにしています。
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