モラレス元ボリビア大統領の車列銃撃、政府が「暗殺疑惑」否定
Daniel Ramos [ラパス 28日 ロイター] - ボリビアのモラレス元大統領が乗っていた車両が27日に銃撃された事件について、政府は28日、政府が主導して同氏を狙ったとの見方を否定し、同氏の車列が巡回中の麻薬取締特別警察に発砲したと主張した。 モラレス氏は政府が暗殺を企てたと主張している。 カスティージョ内相は記者会見で、麻薬密売取締部隊が通常の高速道路巡回を行っていたところ、モラレス氏の車列が警官に発砲し、車でひいたと述べた。 モラレス氏は27日のラジオインタビューで、警察が発砲したため撃ち返したと発言している。 政府はモラレス氏の車列が麻薬を輸送していた疑いがあると指摘。同氏は、当局が麻薬対策の作戦を行っていたというのはうそだと訴えた。