オープン戦【カブス8－4ジャイアンツ】＠スコッツデール・スタジアム

ジャイアンツとマイナー契約を結んでいる筒香嘉智（Getty Images）

　日本時間2月25日、オープン戦3日目を迎え、ついに全30球団がオープン戦の戦いをスタート。16試合が行われ、筒香嘉智がマイナー契約で所属するジャイアンツはカブスと対戦した。ジャイアンツは8点ビハインドの9回裏に4点を返したが、4対8で敗北。カブス先発のドリュー・スマイリーが2回無失点で勝利投手、ジャイアンツ先発のローガン・ウェブが2回2失点で敗戦投手となった。ジャイアンツの筒香は途中出場。カブスの鈴木誠也と今永昇太は出場しなかった。 　カブスは前日にオープン戦の初戦を迎えていたが、ジャイアンツはこの試合が初戦となった。試合は2回表にブレネン・デービスの2点タイムリーでカブスが先制。その後も3回表にパトリック・ウィズダムのタイムリー二塁打、4回表にデービスの1号ソロ、6回表にケビン・アルカンタラのタイムリーで追加点を奪うなど、カブスが試合を優位に進めていった。 　8回表にデービッド・ボーティが1号2ランを放つと、9回表にはチェイス・ストランフにも1号ソロが飛び出し、カブスが8対0と大量リード。意地を見せたいジャイアンツは9回裏二死2・3塁から筒香の2点タイムリーとオットー・ロペスの1号2ランで4点を返したが、試合は8対4でカブスの勝利となった。 　ベンチスタートだった筒香は、6回表から途中出場し、一塁の守備に就いた。7回裏二死1塁の場面で回ってきた第1打席はファーストゴロで凡退。しかし、9回裏二死2・3塁のチャンスで迎えた第2打席でライトへの2点タイムリーを放ち、開幕ロースター入りに向けて上々のスタートを切った。