コンテ監督が意気消沈? 開幕戦に大敗し、サポーターに謝罪の意を語る
全責任を負うと語る
ナポリのアントニオ・コンテ監督が、セリエA24-25シーズンの開幕戦で大敗したことに対し、ファンに謝罪の意を表した。 ナポリはアウェイでエラス・ヴェローナと対戦したが、前半こそ拮抗した展開だったものの、後半に入り3失点を喫し力尽きた。 パルテノペイは22-23シーズンにスクデットを獲得したにも関わらず、昨シーズンは3人の監督が交代する混乱をきたし、10位に終わった。そして今夏、新監督としてコンテ監督が就任したが、その開幕戦でいきなり躓くこととなってしまったわけだ。 『BBC』によると、コンテ監督は敗戦の失望を「私たちは太陽の下の雪のように溶けてしまった」と表現。そして「私が言いたいのは、熱烈に応援してくれるサポーターに謝罪すべきだということだ」と語った。 また彼は「私は監督であり、全責任を負うのは当然だ」と語り、問題解決のために幾人かの補強を考えていることも明かした。 ナポリは、エースのヴィクター・オシムヘンの移籍話が進まず、サッカーにとって最も大事な得点力が減じた状態でシーズン開幕を迎えている。どうもフロントや監督、選手が一体となっておらず、依然として不穏な空気が蔓延っている感じを受ける。 コンテ監督が考えている補強とは、このオシムヘンの売却が絡んでいるのかもしれないが、フロントと足並みを揃えて一刻も早くチームを立て直す必要がありそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部