「未来の松本人志」と呼ばれた芸人の今 唯一10代での「Mー1」ファイナリストは意外な道に挑戦中
元お笑いコンビ「りあるキッズ」の安田善紀(39)が11日までに更新されたYouTube「ペイジちゃんねる」にゲスト出演。「奈良県住みます芸人」として活躍する一方で、意外な道にも挑戦している現況を明かした。 安田といえば、11歳の時に結成した「りあるキッズ」でブレーク。2003年の「Mー1」で5位に食い込む活躍を見せた。10代のファイナリストは今なお安田と、同い年の相方だった長田融季だけ。安田は「未来の松本人志」とも呼ばれ、将来を嘱望されたものの、徐々に仕事がなくなり、長田の借金問題もあって、2014年にコンビを解散した。 安田はその後、ピン芸人として東京で活動するも、2023年の年末で奈良へ帰郷。その理由を聞かれ、「夢のない話かもしれないですけど、もう無理やな、と思ったんですよ」と正直な思いを打ち明けた。 「漫才とかいろいろやってたんですけど、野球でいうと、なかなか代打すら回ってこない、みたいな」と仕事に恵まれなかった当時を回顧。SNSで芸人が批評される世知辛い風潮にも耐えきれず、「喧噪の中でやってるのが疲れました」と東京での活動を打ち切った。 そして今は「奈良県住みます芸人」として舞台に立ったり、営業活動に力を入れる一方で、「こっち(奈良)に帰って来る引き金じゃないんですけど、講談やりたいな、と思って」と新たな分野にトライしていることを告白。神田伯山のYouTubeを見たのがきっかけで、芸人仲間が講談師に転向したのも背中を押した形だ。「僕も襲名を目指して、やらしていただいている」と“本気度”を熱く語った。