《今年も甘い!新高梨》ですが…暑さとカメムシ被害で収穫量半減のおそれ【高知市・針木梨組合】
高知さんさんテレビ
まだまだ残暑が厳しい中秋の味覚の登場です。高知市で新高梨の収穫が始まり、生産者らが今年の出来を確かめました。 まるまると実った高知の特産・新高梨。9月18日高知市の針木梨組合が食味会を開き、組合員や県の職員らおよそ30人が今年の甘さや食感などを確かめました。 針木梨組合では今、26戸の農家が「まるはり」のブランド名で新高梨を育てています。今年の夏は35度以上の猛暑日が多かったことから育ちが進み、去年より2日早い9月13日に販売を解禁しました。 JAの職員: 「結構、甘みがあってシャキシャキ感があって、丁度今食べごろやと思います」 果物店の人: 「とても甘いです。硬くもなく、柔らかくもなく丁度いい」 ただ、今年は猛暑に加え雨も少なく例年より小玉になる傾向が。そして、こちらのナシをご覧ください。黒い穴が空いています。実はこれはカメムシによる被害です。今年は例年525トンある収穫量が半減するおそれがあるといいます。 しかし、味はお墨付き。糖度は例年よりやや高い13.4度と甘くなっているそうです。 広島出身の新人川村アナウンサーは初めての新高梨です。 川村和久アナウンサー: 「甘くておいしいです。みずみずしくてシャキシャキ食感。何口でも食べられそうです」 針木梨組合・石黒康誠組合長: 「ものすごい高温続きで、いまだかつてない状況に置かれました。しかしながら全体の半数以上ぐらいはこの暑さを乗り越えていい梨ができてきておりますので、またご期待いただきたいなと思います」 高知市針木の新高梨の収穫は10月初旬まで続くということです。 組合長の石黒さんによると、冷蔵庫で冷やし過ぎない方が甘さが感じられおいしく食べることができるということです。新高梨は県道38号沿いで各農家が10月初旬まで軒先で販売を行っているということです。
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