自力の防災対策難しい高齢世帯に助言 松山のボランティア訪問(愛媛)
自力での防災対策が難しい世帯を支援しようと、産官学民でつくるボランティア組織「新たな備えサポート隊in松山」の隊員が12日、松山市内の高齢者宅を訪問し、家具の転倒防止器具の取り付けや家の中の備えについてアドバイスした。 サポート隊の実施主体の実行委員会は、在宅避難や車中泊など避難所の密を避け自宅で身を守る「新たな備え」の必要性が高まったのを契機に、松山市で事業展開する企業有志が2022年に立ち上げた。現在は22団体で組織し、各団体のスタッフや学生、市民らがボランティアで家具の固定などに取り組んでいる。
愛媛新聞社