「命をいただきます」育てたニジマス、涙流してありがとう 小学生、つかみ取りして塩焼きに
長野県阿智村の小学生、命の大切さを学ぶ授業
長野県下伊那郡阿智村の阿智第三小学校の全校児童53人が6日、学校近くの池で育てたニジマスをつかみ取りし、自分たちで塩焼きにした。命の大切さを学ぶ授業の一環で、生き物を食べることのありがたさを感じながら味わった。 【写真】初めて見るニジマスの心臓にビックリ
さばかれる姿に…
ニジマスは5月に放流。児童が餌をやったり、近くの住民が池周辺の草刈りをしたりするなど地域ぐるみで大切に育て、体長20~30センチに成長した。 調理中、さばかれていくニジマスの姿に涙を浮かべる児童も。6年の糸田川朋義さん(11)は炭火で焼かれるニジマスを眺めながら「命を頂くことに感謝します」。