有村藍里「妹とは好きなものが正反対だった」母に聞いた、子どもの頃の話
妹とは好きなものが正反対だった
私が好きなものは、シール集めやお人形遊び。妹が好きなものは、戦隊ごっこと虫取り。 当時、我が家にはレンタルビデオショップで毎回10本まで好きなビデオを借りていいというルールがあったのですが、妹は絶対に戦隊ヒーロー、私はセーラームーン。 子ども部屋のテレビは一台しかないので、交代して好きなビデオを観ていたのですが、私の記憶上、おもに妹が好きな戦隊ヒーローを観ていた気がします(笑)。 妹は戦隊ヒーローの中で好きなお話があって、内容はラストが悲しい結末なのですが、それを1話丸々セリフと動きを記憶していて、よく最初から最後まで1人で全役演じて披露してくれていました。 今思い出すと真剣にそれを見ていた私も、1人で演じていた妹も面白すぎる。
我が家には大きな姿見があって、妹はその鏡の前で色々な面白いポーズを作り出して1人で笑って、「見て見てー!」と家族に披露するのでした。 かわいくて明るくて元気で、楽しい妹です。 母曰く、私は小さいながらにちゃんと「お姉ちゃん」が出来ていたみたいです。お姉ちゃんがいて助かったことも多かったと言ってくれました。 両親が共働きではありましたが、週末は家族の思い出をということで、潮干狩りや遊園地や動物園、ショッピング、川で魚釣りなど、色々な経験をさせてもらいました。
写真にもたくさん残っています。忙しいながらも、色々考えてくれていた母に感謝です。 今はたまに電話で話したりするくらいですが、私が悩んでいることがあると「なんでも挑戦してみたらいい! ママはあなたの味方!」と背中を押してくれる存在です。 母の日だからというわけではありませんが、それはあくまできっかけで、大切な人や日頃お世話になっている方々へ、日頃から感謝の気持ちを伝えることが大事なことだなって思います。 今年の贈り物、喜んでくれるといいな。 お母さんいつもありがとう。 今週も読んでくださってありがとうございました。 有村藍里
【Profile】 有村藍里(ありむら・あいり)
1990年8月18日生まれ/O型/兵庫県出身 趣味:カメラ 中学時代に引きこもりで人見知りでネガティブな性格であり、そんな自分を変えたくて、16歳の時に芸能界入り。引きこもりやネガティブな性格から脱却するための努力や逆境を乗り越える姿が、同じような境遇の悩みを抱える女性から多くの支持を得ている。2019年3月、美容整形を受けたことを公表し、その正直に打ち明ける姿と有村が持つ雰囲気により多くのファンから共感を得た。