大谷翔平、5戦連続ヒット→今季53個目盗塁で“52－53” 30回連続失敗なしで成功率93％、イチロー氏の日本人最多56まであと「3」
■MLB ドジャース－ロッキーズ（日本時間22日 カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム） ドジャースの大谷翔平（30）が本拠地でのロッキーズ戦に「1番・DH」で出場し、3点を追う9回の第5打席に5戦連続ヒットで出塁すると、1死一塁のフリーマンの打席で二盗を決めた。 これで4戦連続の盗塁でシーズン53盗塁に到達。イチローがルーキーイヤーだった2001年にマークした日本人最多の56盗塁まであと「3盗塁」と迫った。 盗塁は今季4度目の失敗以降、7月24日（ジャイアンツ戦）から30回連続の成功で、今季の盗塁成功率は93％に。この日はここまで2打数無安打（1四球、1死球）だったが、ようやく快音を響かせ、盗塁を決めて自身の記録を「52－53」に更新した。 前日は本拠地でのカード初戦で52号2ランを放つなど、4打数3安打（1本塁打）1盗塁と大暴れ。20日のマーリンズ戦で達成した「51－51」の翌日に、いきなり「52－52」に到達してスタジアムは大フィーバー。 チームはシーズン残り7試合。12年連続プレーオフ進出を決めている中、優勝マジックを「5」としていたが、9回は大谷の盗塁から2死満塁の追撃チャンスを作るも無得点。3－6で敗れ、同地区2位のパドレスが勝利したため、地区優勝のマジックが消滅した。
