原田知世、杉野遥亮、大政絢、田中哲司、満島ひかりが「生きとし生けるもの」に出演
妻夫木聡と渡辺謙が共演したテレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル「生きとし生けるもの」に、原田知世、杉野遥亮、大政絢、田中哲司、満島ひかりが出演していることがわかった。 【画像】妻夫木聡演じる佐倉陸と、渡辺謙扮する成瀬翔 北川悦吏子が脚本を手がけた本作は、人生に悩む医者・佐倉陸と余命宣告された患者・成瀬翔が、人は何のために生き何を残すのかという問いの答えを求めながら各地を巡るヒューマンドラマ。妻夫木が陸、渡辺が成瀬を演じ、廣木隆一が監督を務めた。 原田は成瀬の初恋の人・中野百合、杉野は陸が勤める病院の研修医・吉岡薫に扮する。大政は陸の良き理解者である看護師・菅田陽子役で出演。田中は陸の上司である外科部長・小宮滝人、満島は成瀬の娘・幸田ちひろを演じた。 原田は「いつも自然で穏やかな妻夫木聡さんと渡辺謙さんがいて、廣木監督やスタッフのみなさんと過ごした時間はとても柔らかくて心地のよいものでした」と撮影を回想。杉野は「この作品の現場を体感した自分と、作品の中で研修医の立場から沢山の大事な事を見てきた吉岡がリンクしたのではないかと思っています」と述べる。 大政は「妻夫木聡さん、渡辺謙さん、お二人ともとても優しく、柔らかく穏やかな雰囲気で撮影が進んでいました」とコメント。田中は「難しいテーマなので、明確に届いて欲しい言葉は見つからないです。視聴者の方がどう感じてもらえるのか委ねたいと思います」とつづった。 「生きとし生けるもの」はテレビ東京系で5月6日20時より放送。 ■ テレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル「生きとし生けるもの」 テレビ東京系 2024年5月6日(月・休)20:00~21:54 ※全国どこからでも「TVer」でリアルタイム配信 ※広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東公式サイト・TVer)にて見逃し配信 ■ 原田知世 コメント 命の時間の有限性に気づいた時、心に湧いてくる「生」のエネルギー。 これまで見えてなかった、目の前にある景色の美しさや、人の温もり、ありがたみ。 自分のためだけでなく、大切なだれかのために生きてみようと思う心。脚本を読みながら涙が止まりませんでした。 陸と成瀬の旅。人生の中で、こんなに温かくて濃くて忘れられない時を過ごせたら本当に幸せだと思います。 撮影現場には、いつも自然で穏やかな妻夫木聡さんと渡辺謙さんがいて、廣木監督やスタッフのみなさんと過ごした時間はとても柔らかくて心地のよいものでした。談笑しながら、すっとそのままお芝居に入っていかれるお二人の姿が心に残っています。 陸と成瀬と同じように信頼と絆で繋がっていらしたのですね。素敵なお2人とご一緒できて幸せでした。作品の完成が待ち遠しいです。 ■ 杉野遥亮 コメント 尊敬する先輩方と一緒に作品をつくる一員になれる事、とても光栄で嬉しいことだと思いました。美しくて芸術的な脚本に、「よっしゃ、気を引き締めなくては」と思いました。終わった今でも、贅沢な時間で素敵な組だったなと思います。 妻夫木さんは、今回お会いするのが初めてだったので、コミュニケーションを取りたくて、いきなりホテルの部屋に伺ったのですが優しく受け止めて下さいました。すごく嬉しかったです。あと、会話をしていて楽しかったです! 渡辺謙さんは、大きく包み込んでくれるようなあたたかさで、自信をくれました。現場で監督やスタッフの皆さんとディスカッションしている姿や佇まいがかっこよかったです! この作品の現場を体感した自分と、作品の中で研修医の立場から沢山の大事な事を見てきた吉岡がリンクしたのではないかと思っています。「生きとし生けるもの」誰かに深く届いて誰かの希望になりますように。 ■ 大政絢 コメント 脚本を読み終わった後涙が流れました。 緩和ケアについて、私自身、詳しく知らなかったんですが、このドラマを通して、言葉だけじゃない心の通じ合い方、向き合い方を知りました。そして、優しさだけではないそれぞれの登場人物の人間性にとても心惹かれました。 妻夫木聡さん、渡辺謙さん、お二人ともとても優しく、柔らかく穏やかな雰囲気で撮影が進んでいました。 お芝居の面でも「こうした方がリアルかもね」と声を掛けてくださったりと、感謝しています。 私も視聴者の皆さんと同じ目線で、お二人が病院から出た後の旅のシーンが台本を読んだ時から楽しみで仕方がありません。 ■ 田中哲司 コメント この題材は丁寧に扱うべき内容であり、それを廣木監督が撮るという安心感と信頼感があったので参加しました。廣木監督は以前の現場でものすごく粘っていて「映画の人だな」と感じていたので、その感触をもう一度味わいたかったこともあります。今回の現場でわかったことは、監督は決め込まずにその場の役者の良いところを引き出してくださるということです。 妻夫木君とは20代の時に共演した以来だったので再会が楽しみでした。何十年ぶりに会っても気さくさ何一つ変わってない。違和感なくその場で向き合えることがすごく嬉しかったです。撮影の初めの頃に、妻夫木君が台詞をイン前に全部覚えると聞いて、これは見習わなきゃな!と焦りました。次の作品からはそうしようと思っていますが、、、、なかなか出来ないですね…(笑)。 難しいテーマなので、明確に届いて欲しい言葉は見つからないです。視聴者の方がどう感じてもらえるのか委ねたいと思います。きっと何かを感じずには、考えずにはいられないと思います。 (c)テレビ東京