DeNA・度会隆輝、古巣・ENEOSで自主トレ公開「この場所は自分の原点」
DeNA・度会隆輝外野手(22)が13日、川崎市のENEOSとどろきグラウンドで自主トレーニングを公開した。勝負の2年目の目標は打率3割&30本塁打を掲げ、「ホームランをもっと打てるバッターになりたい。目標は高くないと、超えたいと思えない。30本打てるように、しっかりとやりたい」と言葉に力を込めた。 ドラフト1位で入団した昨季は75試合に出場して打率・255、3本塁打、24打点。セ・リーグの新人では初となる開幕戦から2試合連続本塁打の鮮烈なデビューを飾った一方、シーズンを通じて好調を維持できなかった。このオフは、古巣・ENEOSのグラウンドで調整を続ける。「まずは自分と向き合いたいな、というのが一番。自分のやりたいこともたくさんあった」と先輩選手たちとの合同自主トレには参加せずに、黙々と自らと向き合ってきた。 この日も慣れ親しんだグラウンドで、ランニングやキャッチボール、トス打撃、フリー打撃、ノックなどを実施。恩師の大久保秀昭元監督とは前日12日に食事に行ったという。「この場所は自分の原点。ドラフト1位になるって決めて入ってから、もう4年ぐらいたちますが、結果に結びつけてくれたのが、ENEOSであり、監督。本当にここは今もふるさとみたいな感じ」と気を引き締め、勝負の2年目に備えている。「去年はルーキーだからっていう見られ方もしていた。もう今年は去年1年間やらせていただいている。1軍の舞台も多く経験させてもらっている分、自分が引っ張っていくぐらいの覚悟を持っていきたい」と口元を引き締めた。