国内外で人気の高い作家らによる日本画や洋画など、約500点を取り揃えた美術祭が三重県津市にある百貨店で始まりました。 　百貨店の松菱が春と秋の年2回開いている恒例の催しで、様々なジャンルの絵画や掛け軸など約500点が一堂に集められています。 　今回は特別企画として、日本にとどまらず世界中を魅了し続ける千住博の作品が集められ、訪れた人は現代日本で注目される作家の作品に見入っていました。 　そのほか、オリジナルキャラクターのブリキの鳥、「ブリドリー」を配した作品で人気の志水堅二の作品なども展示されています。 　また、美術画廊では伊賀市出身の日本画家・松生春山人の個展も開かれ、現代の住空間にも合うモダンな掛け軸などが展示されています。 　松菱の「秋の大美術祭」は、6階催事場と美術画廊で28日まで開かれています。