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産直スペースにずらりと並んだリンゴ＝朝日町・道の駅あさひまち「りんごの森」

旬のリンゴを販売する道の駅あさひまち「りんごの森」

（写真：山形新聞社）

　国道287号沿いにある朝日町の道の駅あさひまち「りんごの森」は、リンゴをモチーフにした外観が特徴だ。上空から見ると販売施設棟が実、隣接する公衆トイレが葉の形をしている。駅名の通り、産直スペースには旬のリンゴがずらりと並ぶ。 　シーズンを通じて50種類ほどを取り扱い、町内農家約30人が出品している。この時期は果汁が多く、甘みと酸味が強い県のオリジナル品種「秋陽」や、甘みと酸味のバランスが取れた「昴林」、「出羽ふじ」「弘前ふじ」といったわせふじなどを販売している。今月10日ごろには上品な甘さが特徴の「シナノスイート」、同下旬は蜜入りの割合が高い「高徳」が店頭に並ぶなど、多彩な品種がめじろ押しだ。 　一番人気の「ふじ」は11月下旬に販売が始まる。同町では袋をかぶせずに育てる無袋栽培が盛んで、果実を日光にさらすことで糖度が増す。多い日には開店前から100人以上の行列ができる。同道の駅の高村智志マネジャーは「夏から冬までいろんなリンゴを楽しめる。お気に入りの品種を見つけてほしい」と話す。

　営業時間は午前9時～午後6時（12～3月は午後5時まで）。1月1～3日は休業。朝日町和合2724。0237（85）0623。