関空連絡橋 6日からマイカーの通行可能に
9月4日の台風21号による強風の影響でタンカーが関西国際空港(関空)とりんくうタウンを結ぶ「関空連絡橋」に衝突し損傷した件で、国土交通省と西日本高速道路(NEXCO 西日本)は4日、通行を制限していたマイカー、レンタカーの利用を6日午前0時から可能とすると発表した。
発表によると、損傷部分は9月14日に撤去。同7日から損傷部分(復旧工事箇所)を避けるよう上り線を対面通行にするなどし、一部再開していた。当初は通行容量が限られるため、これまではリムジンバスや臨時シャトルバスなどの営業用乗合・貸切バス、同21日からはタクシーやハイヤーの通行は認められていたが、マイカーやレンタカーは認められていなかった。 しかし、午前7時~同8時台にかけては混雑する可能性があり、NEXCO 西日本は「朝ピーク時間帯を可能な限り避けていただくとともに、十分なゆとりを持って空港に向かうようにお願いします」と呼びかけている。また、今後の交通状況等により、再び通行を制限する場合があるとしている。 同社では、橋げたの損傷程度が著しく再利用可能な一部分をのぞき新しい橋げたを架け直し、作業に支障がなければ、2019年のゴールデンウィークまでに、連絡橋を完全復旧させることを目標に作業を進めていくとしている。