阪神・大竹は前回打たれた中日打線を相手に7回零封 「今日は今日と割り切りができていた」
◇セ・リーグ 阪神1ー0中日(2024年5月15日 バンテリンD) 白星には恵まれなかったが、阪神の先発・大竹は7回4安打無失点。相手先発・小笠原と緊迫した投手戦を演じ、勝利に貢献した。「点が取れない中、逆に自分が粘って…という貢献の仕方ができた」 2回1死一、二塁、3回2死一、二塁を耐え、6回に迎えたピンチにも動じない。先頭・細川に二塁打を浴びたが、中田、石川昂をともに遊ゴロとし、山本は三直でピンチを脱した。4月13日の中日戦(バンテリン)では6回に4失点を喫して敗戦投手となったが、同じ舞台で今度は失点を許さなかった。 「前回、6回に打たれたのが頭によぎらなかった。今日は今日と割り切りができていた」。メンタル面の改善で、昨季から最も失点が多い6回を乗り切ったことがチームの勝利につながった。