ラツィオのイゴル・トゥドル監督とMF鎌田大地(C)Getty images

【欧州・海外サッカーニュース】ラツィオのイゴル・トゥドル監督が日本時間28日のセリエA第34節ラツィオ対ヴェローナ戦の前日会見に出席し、意気込みなどを語った。 【動画】ラツィオ×ユヴェントス　ハイライト　コッパ・イタリア準決勝2ndレグ

ラツィオは、ミッドウィークに行われたユヴェントス戦（2-1で勝利したが2試合合計2-3）でコッパ・イタリア準決勝敗退が決まり、リーグ戦での上位浮上を目指して日本時間28日、指揮官イゴル・トゥドルの古巣であるヴェローナとの対戦に挑む。クロアチア人指揮官が記者会見で意気込みを示した。 「ヴェローナはタフでストイックなチームだ。明日は我々にとって難しい試合になる。イタリアにおいて全ての試合が難しいが、次戦は過密日程のサイクルを締めくくる最も難しい一戦になると思っている。失敗はできない。全てのポイントが重要であり、明日はそのポイントを獲得する必要がある」 「このラツィオの素晴らしいところは、選手たちが協力的なところだろう。全員がミスをしないように取り組むことに非常に協力的だ。ただ、後悔することは常にある。しかし常に自己批判的であるべきなんだ。私自身も自己批判的であり、そうでなければ、成長することはできないからね」 現時点でセリエA上位5チームが来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ（UCL）出場権を得ることができる。ラツィオは、前節を終えて52ポイントを獲得。5位ローマと6ポイント差の7位につける。だがトゥドルは、「順位表で目標は設定していない。目標は全ての試合で良いパフォーマンスを見せることだ。通常、チームの間で大きな差がみられるものだが、シーズン終盤はその差がなくなる」と語り、好パフォーマンスを披露することを重視した。

鎌田大地の出場は？

トゥドル指揮下でレギュラーの座をつかんだ鎌田は、直近のリーグ戦において3試合連続フル出場を果たした。その後、日本時間24日のユヴェントスとのイタリア杯準決勝2ndレグをフィジカルトラブルにより欠場したが、ヴェローナ戦で先発出場の可能性はあるのだろうか。 イタリア紙『Corriere dello Sport』は鎌田をベンチ外と予想したが、『La Gazzetta dello Sport』はボランチでマテオ・ゲンドゥージとともに先発を予想。「フェリピ・アンデルソンとカマダが復帰し、ヴェローナ戦ではスタメンでスタートするだろう」と綴った。大手メディアの『Sky Sport』も同様に鎌田の先発を予想した一方、『Mediaset』はベンチスタートとの見方を示している。 試合情報 ラツィオ vsヴェローナ 試合日時：2024年4月28日（日）日本時間3:45 会場：スタディオ・オリンピコ