40キロ増量の“極悪女王”ゆりやんレトリィバァ(33)、ドラマ撮影中に「急接近した男性」とは…
「こんだけ嫌われりゃ本望だ!」 そう豪語し、リング上ではフォーク片手に反則まみれの流血試合を繰り広げる……。ネットフリックスのドラマ『極悪女王』で怪演を見せたのはお笑い芸人のゆりやんレトリィバァ(33)だ。 【画像】ゆりやんがメロメロになった有名俳優 ◆◆◆
ゆりやんが頭などを打って怪我をするハプニングも
ゆりやん演じるダンプ松本を主人公に1980年代の女子プロレス界を描き、話題を集めている本作。 「ゆりやんさんは40キロ増量し、プロレス監修の元レスラー・長与千種さんの道場で毎日のようにプロレス指導を受けた。ライバル『クラッシュ・ギャルズ』を演じた剛力彩芽さん、唐田えりかさんも10キロ近く増量し本格的なプロレスシーンに挑んだ」(ドラマ関係者) 途中、ゆりやんが頭などを打って怪我をし、およそ半年撮影中断を余儀なくされるハプニングもあった。 「自分を責めている様子もありましたが、撮影再開後は座長として常に明るく振る舞い、女子プロチームを盛り上げていました。けれどもダンプ対クラッシュの抗争シーンの撮影になってからは一転、唐田さん、剛力さんとは一切喋らず、役作りに徹した」(同前)
唐田はバリカンで丸坊主
そうした努力が結実したのがダンプVS長与の『髪切りデスマッチ』だ。 「唐田さんはバリカンで頭を剃られるシーンに、地毛で挑みました。丸坊主になるというのに迷いはなく、直前まで笑顔を見せる姿に女優魂を感じました。一発勝負とあってゆりやんさんの方が緊張した様子でしたが、本番では迫真の演技を見せた」(同前)
ゆりやんが撮影中に急接近した男性とは…
昨年7月末に行われた打ち上げでは、ウィッグ姿の唐田や剛力を前に、「この仲間たちと会うために自分は生まれてきた」と涙ながらにスピーチしたというゆりやん。そんな彼女が、「撮影中に急接近した男性がいるんです」と語るのは、ドラマの現場スタッフだ。 「斎藤工さんです。全日本女子プロレスを創業した松永四兄弟の末っ子・俊国を演じています。斎藤さんは写真が趣味で、撮影の合間に撮ったゆりやんさんの写真をステッカーにしてスタッフや出演者に配っていた。そんな気の利く優しい斎藤さんに彼女はメロメロ。撮影中はカットがかかるとすぐに駆け寄って積極的に話しかけ、斎藤さんも楽しそうにそれに応じていました」 2人は撮影後、意外な場所でタッグを組んでいた。 「ゆりやんは斎藤発案の移動映画館プロジェクト『cinéma bird』に今年2連続で参加。9月29日に愛媛で行われたイベントでは黒いリップに竹刀を持った『極悪女王』を思わせる姿で登場し、斎藤の頭をフォークで突き刺すパフォーマンスで会場を沸かせた」(スポーツ紙記者)
努力家の彼女ならあり得ると思った
今年5月にカンヌで開かれた会見では映画監督デビューを果たすことを発表。 「クリント・イーストウッドならぬ、ユリント・イーストウッドになります!」と意気込んだゆりやんだが、一方で、ドラマの撮影中にはこんな「意外な目標」も口にしていたという。 「撮影を通して身体づくりにハマったらしく、冗談交じりに、『ボディビルダーを目指します!』と宣言していました。プロレスシーンで何度テイクを重ねても弱音を吐かなかった努力家の彼女ならあり得ると思った」(前出・ドラマスタッフ) 今年12月には渡米予定だというゆりやん。次なるリングは?
「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年10月10日号