「社内お見合い」のアン・ヒョソプ、横浜でファンミーティング開催 私物チェックではカバンから大量のポケモンカード
韓国の俳優、アン・ヒョソプ(29)が11月1日、パシフィコ横浜 国立大ホールで「2024 AHN HYO SEOP FANMEETING in JAPAN『I WANT TO SAY ( )』」の最終公演を行った。 対面のときを告げるオープニングムービーに合わせて、ステージ中央からせり上がりで登場。188センチの長身にシャツとネクタイを合わせた圧巻のスタイルに大歓声が上がる中、オールバンドでアコースティックに「愛のファンタジー」を歌唱。日本語で「こんばんは皆さん」と爽やかに手を振った。 一度ステージから下がったヒョソプは、客席の「ヒョソプオッパ~」の掛け声で「ヒョソプオッパで~す」とお茶目に再登場。「皆さん会いたかったですアン・ヒョソプです」と改めて集まったファンにあいさつした。 最初に行われたのは、私生活に迫るコーナー。最近ボクシングを習い始めたことを明かし、上半身裸の〝ムキムキショット〟がスクリーンに映ると、ファンは大興奮。「思い切り力を入れていますよ」と照れ笑いした。MCのむちゃぶりに合わせて生バンドが「ロッキーのテーマ」を奏でると、苦笑交じりにシャドーを披露。ジャブとフックのコンビネーションに客席がノックアウトされると同時に、ヒョソプも恥ずかしそうにソファーに倒れ込んだ。 インドネシアを訪れた際に、代表作「社内お見合い」で演じたカン・テムさながらのクールなスーツ姿で、スマホゲーム「ポケモンGO」をプレーした姿も公開。「海外に行くと違うポケモンが捕まえられるので、必ずやらないといけないんです」とうなずいた。ポケモンは「子供のときから本当に好きなアニメ」といい、続くカバンの中身チェックでは、ファンからの手紙、着替え、美容品、薬などの日用品に混じって大量のポケモンカードが出てきて会場を和ませた。 選ばれたファンとのツーショット撮影や事前に寄せられたメッセージへの回答といった交流を経て、後半は衣装を白T&ジャケットスタイルに変え、ライブパートに突入。ブルーノ・メジャーの「Nothing」など2曲を立て続けに歌唱すると、出演作「いつかの君に」の劇中歌としても使われたソ・ジウォンの「Gather My Tears」、大阪公演でも披露した玉置浩二の「夏の終わりのハーモニー」をフルバージョンで披露。尾崎豊の「I LOVE YOU」は、1番を韓国語、2番を日本語で熱唱した。 「僕から去っていかないでくださいね」とファンへの熱い思いを歌に込めながら、洋楽、J-POP、K-POPと振り幅の広さも見せつけた。ジャケットから手紙を取り出すと「また会える日まで元気でいてください。ありがとうございました」と日本語でメッセージ。最後はONE OK ROCKの「Wherever you are」を歌い上げ、ファンとの別れを惜しむように手を振り続けて幕を閉じた。(八木拓郎)