<速報>西武のドラ1、多和田が3アウトしか取れずにKOデビュー。
西武のドラフト1位、多和田真三郎(23)が14日、札幌ドームで行われた日ハム戦にプロ初先発。初回は、陽をスライダーで三振、浅間を投ゴロ、田中を左飛と3人で抑えたが、二回に乱調。中田、近藤、レナードに3連打を浴びて無死満塁とされると、なんとここから西川、大野、中島と三者連続で押し出し四球を与え、4つ目のアウトをとれないまま46球で降板となった。 二回の浅村のソロアーチで援護点をもらっていたが、1-3と逆転を許してのホロ苦デビュー。右肩故障で出遅れていたが、チームの苦しい投手台所事情の中、先発抜擢を受けた。まだホップする自慢のストレートが戻っておらず、アバウトなコントロールで抑え切るだけの球威はなかった。ストライクを取ろうと球速も抑え気味になるので、なお打たれるという悪循環。富士大では、神宮大会で21年ぶりのノーヒットノーランを記録した大型右腕だが、まだ大学時代の状態に戻り、プロ対応していくには時間がかかりそうだ。