1stレグを勝利

アーセナル戦でも存在感を発揮したぺぺ photo/Getty Images

CLラウンド16・1stレグでアーセナルと対戦したポルト。 相手は7シーズンぶりのCLを戦うアーセナルであったが、ブカヨ・サカやマルティン・ウーデゴー、デクラン・ライスなどを擁する今のアーセナルはスター選手揃いのチームだ。アーセナル優勢かと思われたこの試合だったが、後半ATにガレーノがゴールを決め、ホームのポルトが1-0で勝利を飾った。 この試合の前の5試合では21ゴールを決めており、絶好調なアーセナルであったが、ポルトの堅い守備陣を最後まで崩せず、7本のシュートを打つも枠内シュートは0という結果に終わった。ゴールを脅かす回数でもポルトがアーセナルを上回った試合だったが、英『Daily Mail』がこのカードで注目した1人がポルトDFぺぺだ。 レアル・マドリードでもプレイ経験のあるポルトガル代表DFぺぺは現在40歳であり、26日には41歳の誕生日を迎える。アーセナルの指揮官アルテタが現在41歳であり、ぺぺは相手指揮官とほぼ同い年だ。しかし、40歳を迎えた今でもポルトで主力選手として活躍し、今季は23試合で3ゴール2アシストをマークしている。 経験豊富なCBが中心となり、アーセナルの攻撃陣をシャットアウトしたポルト。同メディアはぺぺについて、「彼は月曜日にはアルテタと同じ41歳になる。それでもペペは邁進し続ける。暴力的なファウルと駆け引きで悪名高い元レアル・マドリードのセンターバックは、まだその貪欲さを持っている」と称賛。さらにぺぺのポジションどりも褒めており、ベテランだからこそできるプレイがこの試合の完封に繋がったと伝えている。 この試合の前に、アーセナルの選手たちはCLの舞台での経験不足が話題として挙がったが、CL通算119試合に出場しているぺぺの存在がポルトの勝利に繋がった1つの要因だと言えるだろう。アウェイでのセカンドレグの試合がまだ残っているが、ポルトはアーセナルを撃破しラウンド8へ駒を進めることはできるのだろうか。