偽造マイナンバーカード、どう見抜く? 見る角度で色が変わると本物
地方議員の携帯電話が乗っ取られて買い物をされるなどの被害が起きていることを受け、デジタル庁は偽造マイナンバーカードを見分ける手法などを盛り込んだ文書を民間事業者向けに配布した。 【図で解説】本物のマイナンバーカードの見分け方 文書によると、カード右上部分のキャラクター「マイナちゃん」の背景は見る角度で色が変わる「パールインキ」という技術が使用されており、カードを傾けることで偽造かどうか見抜けるという。他にも、顔写真のはり替えを難しくする加工などが施されている。 さらに、カードには氏名や住所などの情報が記載されたICチップが搭載されており、ICチップを読み取ることでより厳密な本人確認が可能になるとしている。 マイナンバーカードの偽造を巡っては、4月に東京都議や大阪府の八尾市議が被害に遭った。【峰本浩二】