名古屋の観光名所に羊が出現、ヤマザキマザック美術館で展覧会/愛知
ヤマザキマザック美術館(名古屋市東区)では、展覧会「謹賀羊年 ひつじ年」プロジェクトを開催。同プロジェクトは、羊のパネルを森や都市などに設置し、写真・映像に収めることで作品化、美術館にて公開するもの。作家・井上信太氏が手掛ける「羊飼いプロジェクト」の名古屋編として開催され、名古屋市科学館やリニア・鉄道館、ノリタケの森などの観光スポットを舞台に撮影された。期間中はヤマザキマザック美術館内にも羊パネルが設置されており、写真撮影もできる。期間は2014年11月14日~2015年2月15日。入館料一般1000円、18歳未満500円、小学生未満無料。 日本だけではなく、ドイツ、ベルギー、中国などで行われてきた「羊飼いプロジェクト」。今回の展覧会では、世界各地の「羊飼いプロジェクト」で撮影された写真や映像も公開する。中国・北京の天壇やドイツ・デュッセルドルフ中心街といった世界の観光スポットを、羊の登場により不思議な世界観に写す。 また映像作家・前田真二郎氏による、羊を題材とした映像作品も公開。名古屋の都市文化観とクールさを全面的に打ち出し、スタイリッシュな名古屋空間を映像化することで“新たなる「名古屋美」”を提案する。
会期中はガイドツアーや、ワークショップを開催。ワークショップでは、モコモコした羊のキャンドルを作る「羊のキャンドルを作ろう」と、羊毛フェルトで羊や雪だるま、サンタクロースなどを作る「羊毛フェルトを作ろう」を行う予定だ。