郵便局でマイナカード申請が完結 宇和島市と日本郵政が委託契約(愛媛)
宇和島市は24日、市民が市役所に行かなくても身近な郵便局でマイナンバーカードの新規交付を完結できるようにする関連事務委託契約を日本郵便四国支社と締結した。伊方町などと同時に四国で初めて2025年1月20日からサービスを提供し、申請や更新手続きの利便性向上につなげる。 市と日本郵便は2020年に包括連携協定を締結し、市のプレミアム商品券販売や高齢者の見守り事業に取り組んできた。22年からは市内全30郵便局でマイナカードの申請をサポートしてきたが、交付に必要な本人確認は市職員が担うため、申請者が市役所の窓口に出向く必要があった。 サービス開始後はタブレット端末を使ったビデオ通話で本人確認し、申請者の来庁は不要になる。マイナカードに記録されている電子証明書の発行・更新や暗証番号の初期化・再設定も可能になる。日本郵便は伊方町や高知市とも同様契約を結び同時に開始する。
愛媛新聞社