活動期間わずか9ヵ月でも名門校へ続々進学! 驚異の中学野球チームが宮崎にあった!
今年度の選手たちも高校入学を控えており、チームは間もなく3か月間の活動休止期間に入る。今年の選手について浅井監督は「強豪校に進む選手も多く、実力のある選手が多い」と太鼓判を押す。 遊撃手の高田 瑛大(たかだ・えいだい)選手は、元々はボーイズリーグのチームに所属してたが、引退後にさらにレベルアップしたいとへと都城旭ヶ丘硬式野球クラブへと入団。身長170cm・体重65キロと体はまだまだ細身だが、軽快な守備力を武器に大会では活躍をみせた。 またセンターを守る川崎 怜央(かわさき・れお)選手も高いセンスを感じさせる。高田選手と同様に、元々はボーイズリーグのチームに所属しており、小学校6年生の時にはソフトバンクホークスジュニアに選抜されるなど経験も豊富だ。 高田選手は地元の都城に、川崎選手は昨夏に甲子園ベスト4の神村学園へ進学の予定となっている。 また投手陣では、左腕の三渡 琢真投手が注目だ。三股町立三股中学校では、宮崎県大会2回戦で敗れ引退となったが、バランスの良いフォームから切れのあるボールを投げ込み、完成度の高さが魅力だ。6年生の時には福岡ソフトバンクホークスジュニアに選抜され大舞台も経験しており、また中学通算20本塁打を放つなど投打で魅力のある選手だ。 「一番自信を持っているのは制球力で、右バッターへのインコースを強く投げられるところ、緩急を使って試合を作れるところが持ち味だと思っています。憧れているのは今永 昇太投手(シカゴ・カブス)です」 三渡投手は、神奈川県の強豪・東海大相模へと進学予定だ。激戦区の神奈川で、甲子園を目指していくことになる。 その他にも投手陣では、宮崎市立田野中学校出身の右腕・橋本 章吾投手、軟式宮崎県選抜の長友 健太郎投手、浅見河原 由継(あさみがはら・よしたか)投手など、実力のある選手は多い。都城旭ヶ丘硬式野球クラブでの経験を活かして、彼らがスムーズに高校野球に入っていけるか注目していきたい。