保田圭、恩師・夏まゆみさんとの思い出語る

6月にがんのため61歳で亡くなった振付師・夏まゆみさんのお別れの会が28日に行われ、モーニング娘。OGの保田圭さん（42）が、恩師との思い出を振り返りました。 【画像】がんのため6月に亡くなった振付師・夏まゆみさん モーニング娘。やAKB48らに振り付けを指導し、教え子たちを数々の言葉で育ててきた夏さん。お別れの会は、『魂に出会う会』と題して行われました。会場には夏さんが好きだったというひまわりの花が供えられ、生前の写真や、3年以上かけ執筆し遺作となった著書『人はいつでも、誰だって「エース」になれる！ 心とからだが輝く72の言葉 』が飾られました。

■保田圭の根性を培った　夏さんとの“足上げ腹筋”

お別れの会では、夏さんとの思い出を振り返る“語りかけ”が行われました。モーニング娘。OGの保田圭さんは涙ぐみながら、「早すぎます。まだまだ夏先生に見ていただきたかったですし、恩返しもしたかったです」と挨拶。 そして夏さんとの「寝っ転がって足を上げる腹筋」のエピソードについて語り始め、「夏先生が“やめ”というまでしなきゃいけない腹筋をみんなでしたことがあったんです。当時の私は根性がなくて、先生が“やめ”という前に足を下ろしてしまったことがありました。でもその時に夏先生が“まだやめと言ってない。何で自分であきらめるんだ。何で自分で戦わないんだ”。自分と戦うということを、まず最初に教えていただきました」と、思い出を告白。「デビュー当時の私は精神的にもそんなに強い子ではなく、毎日泣いてばかりいましたが、そうやって愛をもって厳しく指導していただくことで、とても強く前を向いて、あきらめずに頑張れるようになったと思っています」と、夏さんの指導が保田さんの精神力を培ったことを明かしました。