【海外速報】2025年新型YZF-R1/Mはウイングレット装着! 日本発売も濃厚、YZF-R9もウイング付きか?
惜しみなくカーボンを投入したハイグレードモデルYZF-R1M
STDと同時に発表されたR1Mに関しては、以前同様にヤマハフラッグシップを象徴するシルバー・ブラック・ブルーを纏った姿が特徴。同時にSTDとの大きな違いとして、タンクにアルミが使用されている点やフロントフェアリング全体がカーボンに統一されている部分も継続となる。 大きな変化としては、やはりSTD同様に特徴的なカーボンウィングレッドが追加された点だろう。R1Mではフロントフェアリング全体がカーボン仕様のため、より親和性のとれたデザインとなっているように見える。 またSTDではカヤバ製だったサスペンションがオーリンズへと変更。「ダイナミックオーリンズエレクトロニック レーシング サスペンション」 (ERS) はIMUと連携する電子サスペンションで、リアルタイムで調整を繰り返すことで最適なパフォーマンスを実現する。 価格はSTDの18999ドル(約271万円)から27699ドル(約395万円)と大幅に上がっており、これは贅沢に使用されたカーボンやアルミパーツ、足回りの充実した装備によるものと思われる。
より高い性能をレースで発揮するためのGYTRも用意
R1 RACEに加えて、ヨーロッパではGYTR製パーツを組み込んだ「R1 GYTR」も発表されており、これはヤマハの専門GYTRプロショップによって組み立てられる。レースベースモデルとして設計されたR1 GYTRは、パフォーマンスを次のレベルに引き上げるためのライダーのニーズに合わせてさらにカスタマイズすることが可能になっている。 位置を調整可能なGYTRリアセット(※ステップキットのこと)とハンドルバーは理想的なライディングポジションを作り出し、ウィングレットを含むカーボン強化ファイバーグラス製のGYTRレースカウルは軽量かつ空力性能に優れる。このカウルはブラックプライマー仕様で提供され、GYTRデカールセットも含まれる。また、ライダーの操作性をさらに向上させるレーシングシートも用意されている。 その他にもレース用のZ04レーシングブレーキパッドやレーシングECUアクラポビッチ製のエキゾーストシステムを備える。さらに、完全にキーレスとなり、トラック重視のGYTRオン/オフスイッチを備えています。また、GYTRリアスタンドフックの取り付けによりピットでの作業性向上し、Rシリーズレーシングリアスタンドも付属している。