南九州西回り道「川内原発周辺の整備加速を」 薩摩川内市長が浅尾原子力防災担当大臣に要望
南日本放送
浅尾慶一郎原子力防災担当大臣が8日、来年2月の国の原子力総合防災訓練を前に、川内原発を視察し、薩摩川内市の田中市長と意見交換しました。田中市長は、避難道路として南九州西回り自動車道の整備加速を求めました。 【写真を見る】南九州西回り道「川内原発周辺の整備加速を」 薩摩川内市長が浅尾原子力防災担当大臣に要望 来年2月に薩摩川内市で国の原子力総合防災訓練が開かれるのを前に、8日、鹿児島県の薩摩川内市を訪れた浅尾大臣は、田中良ニ市長と意見交換しました。 田中市長は、元日の能登半島地震で避難道路が寸断されたことを受け、南九州西回り自動車道のうち、原発30キロ圏内の川内と阿久根を結ぶ未完成の区間について、整備の加速を求めました。 (田中良ニ市長)「避難経路の整備、避難計画、防災体制、実行性向上のための継続的な見直しなど、原子力防災対策の強化を引き続きお願いしたい」 (浅尾慶一郎原子力防災担当大臣)「要望があった道路の整備加速化や避難経路については、国交省などとしっかり連携し、必要な取り組みを行っていきたい」 また、浅尾大臣は8日、田中市長との面会に先立って、川内原発や県の原子力防災センターなどを視察したということです。
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