馬場ふみか主演で「アリスさんちの囲炉裏端」実写ドラマ化! グルメと年の差恋愛を描く
馬場ふみか主演で、「ウルトラジャンプ」(集英社)で連載された人気グルメマンガ「アリスさんちの囲炉裏端」が実写ドラマ化されることがわかった。2025年1月7日よりBS-TBS、CBCテレビ、RKB毎日放送、HBC北海道放送、テレビ神奈川、KBS京都で順次放送される。Leminoにて同日午前10時より先行見放題独占配信されるほか、Tverで見逃し配信される。 【フォトギャラリー】主演を務める馬場ふみか キナミブンタ氏による原作漫画はグルメと年の差恋愛をテーマにした物語で、連載当初から「ずっとこの作品に浸っていたくなる」「良いもの詰め合わせ」「令和だけど昭和の懐かしい匂い」などの口コミがSNSを中心に広がり、ほのぼのとした世界観に癒されるファンが続出。田舎暮らしやスローライフがブームとなっていることも相まって、実写化が待ち望まれていた。 10年ぶりに東京から地元に戻り、囲炉裏のある古民家にひとりで暮らすアリス(馬場)。久しぶりの再会にドキドキしていた幼馴染の男子高校生・晴海。年の差がある幼馴染のふたりをつなぐのは、アリスさんが住む古民家の囲炉裏端だった。 アリス役を演じるのは、「パズル」(14)で俳優としてキャリアをスタートさせ、「恋は光」(22)で「第44回ヨコハマ映画祭」最優秀新人賞を受賞した馬場。15年から約8年間に渡ってファッション雑誌「non-no」の専属モデルも務めたほか、インナーブランド「misora」のクリエイティブディレクターも務めている。 馬場は「今作のような穏やかな作品や役柄を今までほとんど演じたことがなかったのでとても新鮮でした」と語り、ロケが行われた京都府綾部市での撮影について「穏やかで暖かい土地柄がこの作品の暖かさと共通するものがあり、現場の雰囲気もそれに影響されるように穏やかでした。自然の美しさや空気の綺麗さが画面を通しても伝わってくると思います」と振り返った。 演出は映画「月とキャベツ」「花戦さ」「犬部!」などを手掛けた篠原哲雄がメイン監督を務め、ドラマ「タカラのびいどろ」「さっちゃん、僕は」の富田未来、高階貴法が担う。篠原監督は、「古民家で囲炉裏を囲んで料理を作り振る舞う。なんて素敵な企画なんだろう」と語り、「我らのチームワークもふんだんに現れているので今から楽しみにしておいてください」とコメントを寄せた。 馬場、原作者のキナミ氏、監督陣のコメントは以下の通り。 【馬場ふみか】 今回演じてみて、今作のような穏やかな作品や役柄を今までほとんど演じたことがなかったのでとても新鮮でした。原作を読ませていただいた際に、囲炉裏で作られる料理や囲炉裏端で過ごすそれぞれの登場人物がとても魅力的だなと思いました。さらにロケ地である京都府綾部市の穏やかで暖かい土地柄がこの作品の暖かさと共通するものがあり、現場の雰囲気もそれに影響されるように穏やかでした。自然の美しさや空気の綺麗さが画面を通しても伝わってくると思います。アリスさんと共に囲炉裏端にいるような感覚で観ている方々にも癒されていただけたら嬉しいです。 【原作:キナミブンタ】 はじめまして! 「アリスさんちの囲炉裏端」原作のキナミと申します! まさかまさかの実写ドラマ化です! びっくりです! それもこれも関わってくれた全ての皆さんと読んでくださった皆さんのおかげです! 本当にありがとうございます! 今回私生意気ながら撮影現場を見学させて頂いたりしたのですが、とにかく素敵な現場でした! 原作の雰囲気を小物一つからできるだけ再現しようとしてくれるのはもちろん原作では描けなかった部分まで描いて頂いていて、素敵な演者さんと素敵なスタッフさん達の手でとっても素敵な感じになっていてなんというか素敵でした、、、!! 絶賛語彙力崩壊中故ここらで失礼させて頂きます!最後にえーと、、、見てね!! 【篠原哲雄監督】 古民家で囲炉裏を囲んで料理を作り振る舞う。なんて素敵な企画なんだろうと思いました。 薪を割り、火を起こし、料理を勤しみ、美味しくいただく。おもてなしと感謝の気持ちが自然に現れ、お互いの距離もグッと縮まる。衣食住を丁寧に描いていく中で人の本質も明らかになっていくこのドラマは演者も作り手も品性や知性が問われ、ある意味怖いです。設定自体が「癒し」を想像させますが、真の癒しというのは苦難を乗り越えて得られるもの。苦難は大きければいいというわけではなく、ここでは小さなほつれから人がゆるりと解かれていく豊かな時間を味わって欲しいと思っています。我らのチームワークもふんだんに現れているので今から楽しみにしておいてください。 【富田未来監督】 原作を手に取ったときに感じたのは、日本人だからこそ思うどこか懐かしいような、安心する心地よさ。それが登場人物の感情とリンクし、とても温かなストーリーだと感じました。 実際に1ヶ月ほどその土地で滞在しキャストたちと意識したのは、そこの空気や、なにか見えないもの、古民家に漂ういつかの気配を感じることでした。 私自身、日々大自然の中で心が洗われるような時間で、そんな体験が物語を通して感じられる作品になったと思います。 囲炉裏を使った新しく斬新な料理たちと共に、日々のちょっとした疲れを癒してもらえたら嬉しいです。 【高階貴法監督】 この作品の監督を務めさせていただき、大変光栄に思っています。 このドラマを手掛けるにあたり、登場人物たちの成長や変化に寄り添うことを心掛け、キャラクターの感情や人間関係に共感できるようなものを意識して演出させていただきました。どの話にも撮影にあたっては、キャストとスタッフ全員が一丸となり、京都綾部市の皆様と自然が溢れた土地が活きた作品になったと考えています。この作品を通して、皆さまが少しでも心温まる瞬間を感じていただければ幸いです。