【漫画】ひとり暮らし、大人になって初めての風邪 甚大なダメージに「分かりみ」【作者インタビュー】
ひとりで寝込んでいるときの、切ない気持ち
風邪で寝込んでいるときの心境を描いたマンガ「『大人&一人暮らし』の風邪のダメージは異常」が、Instagramで500以上のいいねを集めて話題となっています。 【マンガ本編】大人になって初めて風邪で寝込んだ… 「1人」の大ダメージ! 久しぶりに風邪をひいた作者。ひとりで寝込んでいると、普段は感じることのない、切ない気持ちになってしまって……。読者からは、「分かりみしかないです」「体調崩すと、人恋しくなりますよね~」「ひとり暮らしの風邪は心細い」などの声があがっています。 このマンガを描いたのは、会社員のけろちゃんさんです。Instagramやブログ「けろちゃんのポンコツ日記」でマンガを発表しています。けろちゃんさんに、作品についてのお話を聞きました。 ーー風邪をひいたとき、特に大変だったことは何でしたか? 犬の散歩が1番大変でした。普段は朝と夜に散歩に行っているのですが、「散歩中、通行人に風邪をうつしてはいけない」と、朝は日が昇る前、夜は深夜の誰もいない時間に行きました。普段通りの散歩ルートを、なんとか気合で回りました(笑)。 ーー逆に「ひとりで良かった」と思うことはありますか? 「風邪をうつさないようにしなきゃ」と、気を使わなくていいことですかね。 ーー風邪のとき以外で、ひとりの生活を寂しく感じるときはありますか? ふとしたときに、寂しさを感じることがあります。例えば、仕事から帰ってきて家事をして、ひと息つきながらYouTubeを見ているときに急に寂しくなったり……。「誰か隣にいたり、気軽に電話できる人がいたら違うのかな」と思うこともあります。 でも基本は「人は人、私は私」の思考なので、普段はひとりでいることが好きです。 ーーもし寂しい気持ちを感じたときには、どのようにされているのでしょうか? 「自分が心から夢中になれること」をするようにしています。家の近所は自然が多いので、自然を見ながら散歩したり、ボーっとしたり。ほかには、家で少し手のかかる料理をしたり。 「寂しいときは、誰かに会って寂しい気持ちを埋める」という方もいると思うのですが、私は逆に気分が落ちているときは人に連絡は取らず、気分が上がっているときだけ連絡しています。 ーーマンガを描くときに、気を付けていることはありますか? 私のマンガはわりと重いテーマを扱うことが多いのですが、読んで下さった方に対して、後味が悪いオチにならないようには気を付けています。 ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか? ひとり暮らしの風邪が孤独なことに、共感して下さるコメントを多くいただきました。体調を気遣って下さるコメントもあり、うれしかったです! 「年齢を重ねたら慣れて平気になる」というコメントもあり、それにもなんとなく納得してしまいました(笑)。 ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。 久しぶりに風邪をひいて、改めて「私には何かあったとき、頼りにしたり話したりする人がいないのだなあ……」と思って描きました(笑)。
マグミクス編集部