【独自解説】「裁判は不公平で“いかさま”だ」トランプ氏、米大統領経験者として史上初の“有罪”評決に暴動示唆!?さらに大統領選に元大統領の甥が“第3の男”として急浮上!?果たして戦いの行方はー
トランプ前・大統領は、「(実刑は)あり得る。人々がそれを受け入れるかどうか分からない。恐らく人々にとっては受け入れ難いだろう。ある時点で限界点に達するかもしれない」と支援者が暴動を起こしかねないと示唆するような発言をしています。
また、通常ニューヨーク州では陪審員12名の氏名などを発表するのですが、今回の陪審員については、評決結果に不満を持つ人物が脅迫したり、危害を加えたりする恐れがあったため、氏名は匿名にする異例の措置を取っています。 Q.トランプ支持者から危害を加えられる恐れがあるのですか? (デーブ氏) 「あります。ただ、裁判は5週間していますので、職場で『あの人居ないね』と大体分かります。また、親類や友人にも言いますので、後々には分ってしまいます。日本もですが、陪審員に危害を加えること自体が、非常に重い罪になります」
「茶番だ」「今はよりトランプ氏に投票したい」“有罪”評決でも、投票先は変わらず?トランプ旋風が“再燃”という話も…
今回の有罪評決の大統領選への影響ですが、トランプ支持者からは「(今回の裁判は)茶番だ。ひどいことだ」「今はよりトランプ氏に投票したい」などの声が上がっています。一方、反トランプ派は「正義が果たされたことを大変うれしく思う」と話しています。世論調査によると「トランプ氏が有罪でも投票先を変えない」という答えが67%ありました。
(デーブ氏) 「(トランプ前・大統領は)自分は被害者だとずっとアピールしてきています。“NOT GUILTY”(無罪)と書いたTシャツを本人が売っています」 Q.トランプ前・大統領は「バイデン大統領にはめられた」というストーリーなんでしょうか? (デーブ氏) 「トランプ前・大統領の裁判は4つあるのですが、今回の裁判は、バイデン大統領は何の関係もなく、ニューヨークの検察が自発的に動いたものです」
最新の世論調査によると、トランプ前・大統領とバイデン大統領の支持率はともに4割と拮抗しています。 Q.ニューヨークはリベラルなところなので、そこで有罪評決が出たということは、トランプ支持者にしてみれば「ニューヨーク憎し」になりませんか? (デーブ氏) 「今回の裁判は不公平な裁判だといいますが、両陣営が陪審員を決めるときに“拒否権”がありますので、中立な人たちを選んでいるはずです。トランプ前・大統領の弁護側も、証言者が少なかったりして良くなかったんです。圧倒的に原告側が上手でした」 Q.トランプ前・大統領が「悪者にされた」と言うと、支持者はそこにフォーカスしやすいですよね? (デーブ氏) 「うまく乗っかりやすいし、共感を持つ人も多いと思います。ただ、支持者も今回の裁判を深くは分析していないと思います」
【関連記事】
- 【物議】6月から新たに課せられた税金『森林環境税』をご存知ですか?37府県では国と地方から“二重・三重取り”⁉2023年度で終了した『復興税』と同じ年額1000円に、「“ステルス増税”と言わざるを得ない」と専門家指摘
- 【詳細解説】いよいよスタートした岸田首相“肝いり”の「定額減税」 1人当たり“4万円”減税も、ルール複雑で国民困惑「何が起きてて何がどうなってどうなるのか…」対象者・方法・効果を専門家がわかりやすく解説
- 【なぜ?】都心で幹線道路寸断、18年経っても開通せず 既に立ち退いた家や、新しく建ったスーパーなども…道を塞ぐのは由緒ある寺の“200基の墓”「全ての墓と本堂を合わせて一つの寺だと考えている」
- 【独自解説】韓流ドラマも真っ青の泥沼化⁉韓国大統領夫人・金建希氏のスキャンダル“高級バッグ賄賂疑惑”、総選挙後から急展開!「他の人もブランドバッグを持ってきていた」新証言続出で捜査の行方は?
- 【専門家警鐘】カメムシ急増、平年の282倍の都道府県も…臭いだけではない農作物にも深刻な被害 さらに「秋に向けて大量発生の可能性」