大相撲夏巡業「砺波場所」の安全と成功祈願 富山県西部体育センターで土俵祭り
5日に開かれる大相撲の夏巡業「砺波場所」を前に、土俵祭りが4日、会場となる砺波市の富山県西部体育センターであり、関係者が場所の安全と成功を祈願した。同市での巡業は2019年以来5年ぶり。 スタッフが座布団を置いたり、花道を用意したりして会場を設営。日本相撲協会の呼び出しが木づちで土俵を固めて整えた。土俵祭りは約50人が出席し、呼び出しが土俵の四隅や俵に酒をかけて清めた。 砺波場所は稽古や取組のほか、禁じ手などをユニークに紹介する「初っ切り」や相撲甚句の披露も予定している。7月の名古屋場所を制した横綱照ノ富士らが登場し、富山市出身の元大関朝乃山(30)=高砂部屋=は同場所で左膝をけがした影響で休場する。 北日本新聞創刊140周年記念事業。当日券は5日午前9時から会場で販売する。北日本新聞社、富山テレビ放送、サンライズプロモーション北陸主催。