岐洲匠“佐原”が八村倫太郎“土岐”へ積極的にキスするラストにドキドキ…「もう幸せ」の声<佐原先生と土岐くん 最終話>
岐洲匠と八村倫太郎(WATWING)がW主演を務めるドラマシャワー「佐原先生と土岐くん」(毎週木曜深夜1:29-1:59ほか、MBSほか)の最終話が2月1日に放送された。土岐(八村)が卒業を迎え、佐原(岐洲)と恋人になり、キスする様子が描かれた。意外とグイグイとくる佐原にドキドキとさせられ、SNSでも「もう胸がいっぱい」「はぁ、もう幸せ。自然と涙が出てくる」と視聴者が盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】土岐(八村倫太郎)をかばうように立ちふさがる佐原(岐洲匠) ■体育教師×ヤンキーのピュアで真っすぐな恋愛模様 同作は、鳥谷コウの同名BLコミックが原作の、体育教師とピュアなヤンキーによる“もどかしすぎる”ラブコメディー。けんかっ早いヤンキーの土岐は、見かけによらずピュア男子。ロクに授業にも出ずけんかと説教を繰り返していたある日、唯一自分と向き合ってくれた担任の爽やかイケメン体育教師・佐原に恋してしまう。ヤンキーな土岐が学校に通う理由は「佐原に会いたい!」ただそれだけ。「佐原を知りたい!!」「気を引きたい!!」ピュアすぎる土岐と佐原の不器用でいちずな恋が始まる。 ヤンキーのピュア男子が一目ぼれするほどの爽やかイケメンな清笠高校の体育教師・佐原一狼(さはらいちろう)役に岐洲、佐原にいちずに思いを寄せるピュアなヤンキー・土岐奏(ときかなで)役に八村が抜てき。 土岐のクラスメートで初めての友達・利瀬竜尚(りせたつまさ)役を曽野舜太(M!LK)、佐原と仲の良い高校3年生で、バスケ部エースの眉目秀麗な藤堂慎治(とうどうしんじ)役を松本大輝、慎治の弟・藤堂拓也(とうどうたくや)役を百瀬拓実、佐原の高校生時代の水泳部の後輩にして、のちに清笠高校に新任教師として赴任してくる猫戸湊(ねことみなと)役を堀海登が演じる。 また、オープニング主題歌は、八村が所属するダンス&ボーカルグループ・WATWINGが歌う「I don’t care」。作詞を八村、作曲を八村・UTAが手掛けている。また、アツキタケトモが歌うエンディング主題歌「#それな」は、佐原のことを知りたくてたまらない土岐のもどかしい気持ちを代弁するような楽曲に仕上がっている。 ■佐原は土岐に「好きだ」とストレートに伝えるが… 土岐は問題ばかり起こすヤンキー高校生。ある日、他のヤンキーたちとのけんかが原因で、教頭先生らから厳しく叱責(しっせき)を受けていた。そこへ突然、体育教師の佐原が現れ、事態の仲裁に入る。なぜ自分をかばってくれたのか佐原に尋ねると、佐原は「けんかは駄目だけど、理由も聞かずに怒るのもなって思っただけ」と答え、土岐の傷の手当てをする。その日から土岐は佐原に会いたい一心で、休みがちだった学校に再び通うことを決意する。 最終話では、けがをした土岐が登校してくる。彼は他校のヤンキーに絡まれたが、佐原との約束を守るため、応戦せずに我慢をしたのだった。しかし、再びヤンキーが学校に現れ、土岐は一人で立ち向かおうとする。土手でヤンキーと対峙(たいじ)する土岐。ここは土岐にとっての思い出の場所だった。 一方、佐原にとってもその思い出は大事なものだった。土岐との出会いが大事なものだったと佐原は話し、「好きだ」とストレートに気持ちを伝える。土岐も気持ちに応えようとするが、佐原はそれを制し、今はその時じゃないという。 ■佐原「土岐奏、好きだ。俺の恋人になってくれますか?」 無事に高校卒業した土岐。卒業証書を片手に佐原との出会いによってこれまでの生活が一変したと思い返しながら歩いて行ったその先には佐原が待っていた。 佐原が改めて「土岐奏、好きだ。俺の恋人になってくれますか?」と告げると、土岐は笑顔で佐原の元へと階段を駆け下りる。「佐原一狼、俺も好きだ!佐原が好きだ!好き好き好き、大好きだ!」と満面の笑みで伝え、佐原は土岐に唇を寄せる。 目をつむって受け入れていた土岐が目を開けると、佐原は真剣な顔で「長いこと待ったんだ、覚悟しとけよ」と言って、再びキスしようとする。土岐が驚いて「ちょっと多いんじゃない」というと、佐原は笑って抱き寄せるのだった。 佐原と土岐らしい爽やかなキスシーンに胸がときめき、時が満ちると意外とグイグイとくる佐原にドキドキとさせられた。SNSでも、「真っ直ぐな愛って最強だな~って思えた」「もう胸がいっぱい」「はぁ、もう幸せ。自然と涙が出てくる」「続編を心の底から願ってます」と視聴者が盛り上がった。 ◆構成・文=牧島史佳