Netflix「セリング・サンセット~ハリウッド、夢の豪華物件~」はヤラセ? 衣装は自前? 知られざる裏話を公開
Netflixで人気のリアリティ番組「セリング・サンセット~ハリウッド、夢の豪華物件~」。主人公はロサンゼルスにある実在のエージェント「オッペンハイム不動産」で働く美しきエージェントたち。彼女たちが豪邸を売りさばく手腕から社内の人間関係、恋愛模様、豪華なライフスタイルまでを赤裸々に映し出している。あまりにもドラマティックで視聴者からは「やらせでは?」という声も上がるほど。そこで今回はトリヴィアからキャストやプロデューサーが語る撮影事情、卒業したあのメインキャラクターの告発まで裏話を徹底レポート! 【写真】実は私も出てました! リアリティ&オーディション番組出身のセレブたち 【番組の内容に触れている部分があります】
社長は不動産業界の老舗の家柄出身
舞台となるオッペンハイム不動産を立ち上げたのは双子の兄弟で社長のジェイソン・オッペンハイムとブレット・オッペンハイム。今の会社の創業者はジェイソンだけれどオッペンハイム家は代々不動産業者。ジェイソンとブレットの祖父の祖父にあたるジェイコブ・オッペンハイムが不動産ビジネスをスタート、2人は5代目になる。ジェイコブはハリウッドで初めての映画会社、パラマウントピクチャーズにスタジオとなる物件を斡旋したことで有名。歴史の長さがよくわかる。
実際にセレブに家を仲介
セレブに物件を紹介していることで知られるオッペンハイム不動産。オーランド・ブルームにビバリーヒルズの家を売ったことで有名だけれど、他にもアレックス・ロドリゲスのハリウッドヒルズの自宅やダコタ・ジョンソンの邸宅を扱うなどセレブ相手のビジネスを手広く展開している。ちなみにジェイソン自身もリアルに敏腕不動産エージェント。個人の売上高をベースにしたランキングの常連で2020年にはハリウッドヒルズ&ウェストハリウッドエリアのエージェント第1位、全米でも第8位という有名人である。
プロデューサー曰く「ヤラセはない」
メインキャラのクリスティーン・クイン(写真)をはじめ、登場する不動産エージェントたちはみんな強烈なキャラ。そのため視聴者の中には「脚本があるのでは」「演技しているに決まっている」と囁く声が根強い。しかしプロデューサーのディヴェロ曰く「盛っているけれど嘘ではない」そう。「契約するとき、いつも出演者たちには『番組は素のあなたたちを誇張したものになる』と話す。出演者たちの気持ちを大げさに表現しているし、そのことは認める」。でも脚本はないそう。「脚本があると思われているのは知っているけれど、出演者たちにセリフは与えていない」。これにはのちのち異論が出てくるけれど、それは後半で。