「Google スプレッドシート」の計算速度が2倍に
米Googleは6月26日(現地時間)、「Google Chrome」と「Microsoft Edge」上で動作する「Google スプレッドシート」の計算速度が2倍になったことを発表した。 「Google Workspace」のほか、個人のGoogleアカウントをもつユーザーにも対応している。 この計算速度の向上は、コードを高速実行できるようにするWebテクノロジーであるWasmGC(WebAssemblyガベージコレクション)によって実現された。WasmGCでは、メモリの管理をWasmの仮想マシンが担うことで、効率的にガベージコレクションを実施しつつ、プログラミング言語をWebAssemblyへ取り込めるという。 将来的には「Safari」「Firefox」でも高速化を実現する予定。同社はこのほか、初期読込時間の短縮や、コピー・貼り付け、フィルターのパフォーマンスの向上にも取り組んでいる。
窓の杜,松永 侑貴惠