貨物列車が脱線 JR一部の区間で運休 運転再開の見通したたず
STVニュース北海道
JR函館線の森駅と石倉駅間で16日未明、貨物列車が脱線する事故がありました。 函館線は一部区間の運休が続いていて運転再開の見通しは立っていません。 ( 東海林記者)「午後3時です。鉄道事故調査官が脱線事故のあった現場に入ります」 JR函館線の森駅と石倉駅間で午前1時40分ごろ、貨物列車の運転士が、列車が後ろに引っ張られる感覚を認め非常停止させました。 その後、コンテナ車両5両が脱線し、最後部の1両がおよそ30メートル分離しているのを確認したということです。 付近の住民は。 (付近の住民)「グラグラ。地震かなと思っていた」 JR北海道によりますと、踏切付近など合わせて3か所でレールの損傷が確認されたということです。 (運輸安全委員会西本正人 鉄道事故調査官)「脱線事故なので非常に重大な事故。(レールが)なぜ折れたのか、いつ折れたのかいまから調査をしていきます」 JR北海道は、少なくともあさってまで森駅と長万部駅間で列車の運転見合わせを決め、あすとあさっては長万部駅と函館駅間で代替バスを運行する方針です。