プロ野球ドラフト会議で、育成指名を受けた青森県内2人の高校生に、それぞれの球団が指名のあいさつに訪れました。 読売ジャイアンツから育成4位で指名を受けた弘前学院聖愛の吹田志道投手が指名のあいさつを受けました。吹田投手は阿部慎之助監督のサインが書かれたドラフト会議のIDカードを受け取り笑顔を見せていました。 円谷英俊スカウトからはドラフト会議のこんな裏話が。 【読売ジャイアンツ　円谷英俊スカウト】 「ドラフト会議前に阿部監督が僕らのいる部屋に入って、何人か映像見せられるんですけど、最後まで吹田君の映像見せて『良いです』って言って」 1年生の時から吹田投手の投球を見てきたという円谷スカウトは、マウンドのプレートからボールのリリースポイントまでの距離を示す”エクステンション”が魅力だと話します。 【読売ジャイアンツ　円谷英俊スカウト】 「（球速は）144キロがMAXなんですけど、彼のエクステンションが2m10を超えてくるので、もうこれに体が出来てスピードが自然と出てくると、なかなか打つことが難しいピッチャーになると思いますので」 【聖愛　吹田志道投手】 「やっとスタートラインに立てたと思うので、ここから感謝の気持ちも伝えるという思いで頑張っていきたいと思います」 「まずは支配下登録されるように頑張ります」