都内小5、中2の学力向上を図るための調査を実施 /東京
東京都教育委員会は3日、2014年度「児童・生徒の学力向上を図るための調査」を都内の小学5年生と中学2年生を対象に実施した。今後、この調査結果を活用し、学校教育の改善・充実を図ることにしている。この調査の都全体と区市町村別の結果は、今年11月に公表する。 対象となった小学5年生は、1298校の9万1343人。中学2年生は、629校の7万7864人。調査内容は、「学習指導要領に示されている教科の目標及び内容」の実現状況に関する内容や、「読み解く力」の定着状況に関する内容。調査教科は、小学校は国語・社会・算数・理科の4教科で各40分。中学校は国語・社会・数学・理科・外国語〈英語〉の5教科で各45分。 ペーパーテストのほか、「児童・生徒質問紙調査」で、学習と関わりのある児童・生徒の意識や生活状況を、「学校質問紙調査」で、学校における指導方法に関する取組や人的・物的な教育条件の整備状況を調査した。