去就はどうなる?今オフのFA宣言選手(2)海外FAでメジャーは“確実”か
2023年シーズンの全日程が終了し、オフシーズンに突入したプロ野球。ストーブリーグの中で大きな注目を集めるのが、フリーエージェント(FA)移籍だ。今オフFA権を行使した選手が公示。他球団との交渉が解禁されており。それぞれの去就が注目されている。そこで今回は、今オフにFA宣言した選手を紹介したい。
松井裕樹
・投打:左投左打 ・投打:左投左打 ・身長/体重:174cm/74kg ・生年月日:1995年10月30日 ・経歴:桐光学園高 ・ドラフト:2013年ドラフト1位 球界屈指のクローザーに君臨する松井裕樹は、海外FA権を行使しメジャーリーグへの移籍を目指している。 桐光学園高時代には、2年夏の甲子園で大会史上最多の10者連続奪三振と1試合22奪三振をマーク。3年時は聖地の土を踏めなかったが、ドラフト会議では5球団が1位指名で競合。抽選の結果、東北楽天ゴールデンイーグルスへの入団が決まった。 ルーキーイヤーは主に先発として起用されたが、翌2015年からクローザーに転向。同年は63試合に登板し3勝2敗33セーブ、防御率0.87と傑出した数字を残した。その後も守護神を担い、2019年に最多セーブ(38個)のタイトルを獲得。 2022年に2度目のセーブ王に輝くと、今季は59試合登板、2勝3敗39セーブ、防御率1.57の好成績を残し、2年連続でタイトルを手にした。 今オフは早々に海外FA権の行使を表明。国内移籍の選択肢も残されているが、メジャー球団からも注目されており、海を渡る可能性が高いだろう。
ベースボールチャンネル編集部