債券は下落、米長期金利上昇と40年国債入札に向けた売り
(ブルームバーグ): 26日の債券相場は下落。米国で長期金利が上昇し、円債先物が夜間取引で軟調に推移した流れを引き継いだ。自民党総裁選を翌日に控える中で行われる40年国債入札に向けた売りも、相場の重しとなっている。
三菱UFJアセットマネジメントの小口正之エグゼクティブ・ファンドマネジャーは、米長期金利の上昇や40年国債入札を前に取引しづらいとし、弱含みもみ合いを見込む。27日の自民党総裁選の結果はふたを開けてみないと分からないとし、「きょうあすで流れが変わり市場に影響を及ぼす可能性もあり、手がけにくい状況だ」と述べた。
40年債入札
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Hidenori Yamanaka