日本ハム・池田隆英、自主トレのブルペンで15球投げ込む「けがをしない体作り」
日本ハム・池田隆英投手(30)が15日、千葉・鎌ケ谷市内の2軍施設で自主トレーニングを行い、ブルペンに入った。捕手を座らせた状態で15球を投げ込み「去年より状態良く来られている」とうなずいた。 昨年は3月上旬に右肘痛を発症。1軍登板は7月までずれ込み、29試合の登板にとどまった。反省を生かし、今オフは筋肉量を上げた「けがをしない体作り」に着手。油を使わず低温調理した高タンパク質の鶏胸肉とブロッコリーを積極的に口に運び「順調です。(体重は)プラス1キロくらい。扱うウエート(トレーニング)の重量も上がってきた」と手応えをにじませた。 一昨年は勝利の方程式の一角としてチーム最多の51試合に登板。フォア・ザ・チームが信条の右腕は「最初から(1軍に)いて完走できるように。勝った状態で後ろ(の投手)に渡したい」と声を張った。(加藤次郎)