雪降る城下町に桜が咲き誇る 青森・弘前公園でライトアップ 25年2月28日まで
桜の名所として知られる青森県弘前市の弘前公園で、外壕の木々を照明で彩る「冬に咲くさくらライトアップ」が行われている。 【写真】桜をイメージしてライトアップされた弘前公園の外壕 発光ダイオード(LED)の投光器約120台で、春夏秋冬をイメージした5色が順に移り変わる。雪が積もった枝がピンク色の光に照らされると、桜が咲き誇ったかのように浮かび上がる。 ■実行委「雪が多ければ、より華やか」 気温や雪の降り方により見え方が変化し、厳しい寒さが続くと凍ったお堀の上にも雪が積もり、花筏(はないかだ)のような光景も出現する。 実行委員会の米山竜一代表は「今年は雪の降り始めが早く、見頃の日が多い。雪が多ければ、より華やかになる」と語る。 点灯は日没から午後9時半まで。年末年始など一部期間は点灯時間を延長する。来年2月28日まで。
河北新報