2人暮らしで“適度な距離感”を保つコツは家具の配置にあり!2LDKの家具レイアウト例
主にカップルや夫婦などに人気の間取り、2LDK。同棲や結婚、新生活を機に、引っ越しを検討している方も多いと思います。 【写真集】2LDKの家具レイアウト例&間取り解説。適度な距離感のコツは?【2人暮らし】 そこで、今回は2人暮らしの方向けに、2LDKの家具レイアウトのポイントと家具レイアウト例をご紹介します。
ポイント①ダイニングとリビングのスペースをしっかりゾーニング
2LDKの間取りで2人暮らしをする場合、2人の距離感の調整がポイントになります。LDKで2人が同じ時間を共有していても、必ずしも同じ作業や行動をするわけではありません。LDKに家具を配置する際は以下のポイントを参考にしてください。 まず、LDKで2人が別々の作業や行動もできるように、ダイニングとリビングをしっかり区分けしましょう。また、視線の操作で距離が物理的に近くても意識的にゾーニングすることもできます。
ポイント②ダイニングもリラックスできる空間に
リビングはゆったりくつろぐスペースですが、ダイニングも「食事をする場所」と限定せずリラックスする場所として考えてOK。快適性、しつらえを楽しむインテリア性を配慮すると、どちらの空間にいても快適に過ごせるようになります。
ポイント③リビングで2人が適度な距離を持てる家具選びを
距離が近すぎると、親密さよりも圧迫感やわずらわしさが勝ってしまうこともあります。例えば幅130㎝程度のソファは、2人掛けではなくゆったりとした1人掛けとしてとらえるべき。ソファのサイズを大きくするか、小さくても1人掛けのラウンジチェアをコンパクトなソファをセットで置くと、2人の距離が適度にキープできて◎。
ポイント④視線が抜けるように背の低い家具を配置
同じ空間に2人いることは、それだけでも圧迫感が生まれてしまうことも。どこで過ごしていても視線が抜けるように背の低い家具を配置し、その視線の先にあるインテリアの変化にバリエーションをつけるとお互いに過ごしやすくなります。
ポイント⑤書斎コーナーは距離よりも音に配慮する
LDKに書斎コーナーを設ける場合、空間に十分なスペースがないことが一般的なので、書斎コーナーとその他の場所の距離を取るのは難しいもの。その場合、距離よりも音への配慮が大切。生活音が出やすいキッチンやダイニングの近くに書斎コーナーを設けないようにしましょう。