2024年秋に読みたい「動物」マンガ18選 犬猫から“謎の生物”まで、疲れた心を満たしてくれる「いきもの」が集合!
大人気のエッセイマンガから、ファンタジーまで。かわいいだけじゃない、時にはわたしたちに力強く生きる勇気を与えてくれる“いきもの”大集合! 【画像】「動物をデザインする仕事という設定があまりに面白い!」推薦された18作品をすべて見る 小説家、お笑い芸人、書店員など各界のマンガ好きのみなさんが厳選。名作から新作まで、いま読むべき動物マンガ18作品は?
◆『まめきちまめこニートの日常』まめきちまめこ/KADOKAWA
ニートのまめこと暮らすのは、犬のこまちと猫のタビ。巻を重ねるごとにともに暮らす動物が増えていき、賑やかな毎日に思わずにんまり。 「動物が出てきてかわいいというのもあるのですが、何よりも作者さんのギャグセンスの高さに癒されるマンガ。特徴のある絵柄が癖になる。ニートがだらだらしている話がメインなので、疲れているときにうってつけ」(新川さん) 「もともとまめこさんのブログが大好きなんですが、犬飼い、猫飼いさんには、あるあるがすごいし、ワードとギャグのセンスも良くて癒やされ元気になります」(八木さん) 推薦者 小説家 新川帆立(しんかわ・ほたて)さん 東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。第19回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2021年に『元彼の遺言状』(宝島社)でデビュー。著書『競争の番人』(講談社)など多数。近著に『女の国会』(幻冬社)がある。 推薦者 ジュンク堂書店池袋本店コミック担当 八木 泉(やぎ・いずみ)さん 丸善ジュンク堂書店でコミックジャンルアドバイザーチーフを務める。コミック担当歴は20年以上というマンガの専門家。
◆『化け猫あんずちゃん』いましろたかし/講談社
南伊豆にある架空の町が舞台。寺の和尚さんに拾われた猫、あんずちゃんは、30年を過ぎても元気で、いつのまにか化け猫に。2本足で歩き、人の言葉を話すあんずちゃんと町の人々の暮らしを描いた、人情コメディ。 「絶対! 『化け猫あんずちゃん』。それは今年の夏公開になったアニメーション作品に私も出演しているから、というのもありますが、発表されたときから大好きなマンガです。オフビートな妖怪マンガです」(澤部さん) 推薦者 ミュージシャン 澤部渡(さわべ・わたる)さん 音楽とマンガを愛するマルチプレイヤー。数々の著名人への楽曲提供を行い、アニメや映画などの劇伴に携わる。ソロプロジェクト「スカート」名義でも活躍。コラボレーションEP『Extended Vol.1』が好評配信中。