くふうハヤテ開幕4連敗…しかし、それ以外にも多くの課題が
駐車場以前に集客の問題が
ただ裏を返せば、観客動員の不調の表れとも取れます。 難波市長は、開幕3連戦のうち16日・17日の集客数をそれぞれ4000人から5000人と見込んでいました。 静岡市 難波喬司市長 13日: 「特に遠くから来ていただいた方は、なるべく静岡市内に長く滞在していただいて、静岡の魅力を満喫していただければありがたい」 結果は、金曜日の開幕戦が1631人、2戦目は土曜日ながら1306人、3戦目の日曜日も1363人と目標には遠く及びませんでした。 駐車場の課題はクリアできたものの、そもそも観客数を伸ばさなければならないという課題が明確になった形です。
飲食、物販の施設がない
飲食の面でも課題があります。 スポーツ観戦といえば、スタジアムグルメを目当てに訪れる人もいますがスタジアム内に、飲食店はありません。 横浜から 50代: 「一番いいのはコンビニがあるのがいいのと、あとはバス、行き来ですかね」 都内から 30代: 「見ながら食べるのに支障がないように片手で食べられる物とかそういうものがあったほうがいいと思う」 こうした声を、難波市長も敏感に感じとっているようです。 静岡市 難波喬司市長 13日: 「スタジアムの周辺に、こういうまだまだ魅力的な施設はないので、やはりそこの場所で飲食したり、あるいは物販、物を買ってもらうのは非常に大事だと思っている。できればそのスタジアムすぐ近くに、そういった施設は受ければいいかなと思っている」 スタジアム内に売店がないため、この日はキッチンカーが人気を集めていました。 市長の会見にもあったように、静岡市は今後、飲食やグッズ販売の施設も作りたいという考えを持っています。 ただ、こうした構想は、何らかの形で税金を投入する可能性があり、再び市民の注目を集めることになりそうです。 念願のプロ野球の誘致から見えてきた数々の課題。 静岡市は今後どのように動いていくのでしょうか?