初小説が話題のレインボー・ジャンボたかお「デートした可愛い女の子がモデルですね」
◇漫画・音楽・お笑い……それぞれの歴史が好き ――ジャンボさんは、音楽もお好きなんですよね。 ジャンボ 音楽は、昔の曲が好きですね。曲やアーティストの歴史とかを知るのが特に好きで。今はもう忘れちゃったんですけど、学生時代は、1990年代から2005年ぐらいまでのCD売上ベスト10とか暗記してましたもん(笑)。 吉田拓郎さんがこういうカリスマでこうなっていったとか……そういうのが好きでした。なので、同世代との思い出が一緒じゃないことが多かったです。「あ、俺、それ通ってねぇや」みたいな(笑)。 ――お笑いの歴史も好きですか? ジャンボ 超好きです! 初めてWikipediaを見つけたときは、うれしすぎて泣きましたもん(笑)。「これこれ! これが欲しかったんだよ!」って。お笑いクイズ対決みたいなのを、元・ゾフィーの上田さんとか、かが屋の加賀くんとかとやったんですけど、余裕で勝ちました。お笑いの歴史、めっちゃ好きなんですよ。 ――M-1の動画とかも見られるんですか? ジャンボ あ、それはね、歪みなんですけど、同世代のお笑いには、悔しさが入ってくるんです。なので、昔のお笑いは楽しめても、今のお笑いは純粋に楽しめないんですよね。 ――知っている人たちだと、なおさらですね。 ジャンボ そうなんですよ。同世代のことをイヤだと思いたくないじゃないですか。みんなマジでいいヤツばっかりだし、大好きなんで。だから、アメトーークCLUBに登録して昔の『アメトーーク!』を見たり、Huluの『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』を見たりしていることが多いかな。俺、芸人なのに(笑)。 ◇コンビとして賞レースでいい成績を残したい ――今後、ジャンボさん個人としてやってみたいことはありますか? ジャンボ いやー、マジでひとつもないですね。なんでこんなにやりたいことがないんだろうって思ったら、俺、パチンコと飯食うこと、お笑いしか好きなものがないんですよ。 ――(笑)。レインボーとしてやりたいことはありますか? ジャンボ まずは賞レースでいい成績を残すことです。あとは、でっかいライブをやりたいですね。なかなかファンの方々に還元できていないな、と思っているので。俺たち、賞レースに関しては、前年より結果が悪くなっている年がないんですよ。ちょっとずつ、ちょっとずつだけど上がっていってる。これからもコンビで活躍できたらうれしいです。 ――そういえば……今回の本、相方さんはどんな反応でしたか? ジャンボ 池ちゃんは、俺のことを一番知っているので「いや、これもう全部ジャンボ入ってるやん!」って(笑)。ジャンボ出てくるし、ジャンボの思想出てくるし、ジャンボが可愛いと思う女の子出てくるし、ジャンボが嫌いなヤツ出てくるし! みたいな。「全部自分のこと書いてんの?」って、俺のことを知っているからこそおもろかったらしいです(笑)。 池ちゃんって、やっぱ天才なんですよ。YouTubeのサブチャンネルで、俺の小説を読んでいる様子をアップしてますよ。1時間半ぐらいあって、“こいつ、やっぱすごいな。天才だな”って思いました(笑)。 (取材:萌映)
NewsCrunch編集部