<勝村政信>「今までにない『ドクターY』」 3年ぶり新作11月に放送 西畑大吾&及川光博が初出演 故・西田敏行さんら「ドクターX」キャストも
人気医療ドラマシリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)のスピンオフで、俳優の勝村政信さんが主演する「ドクターY~外科医・加地秀樹~」(同)の約3年ぶりの新作が、11月30日午後9時~同10時54分に2時間スペシャルで放送されることが分かった。シリーズ完結作「劇場版ドクターX」が12月6日に公開されることを記念したもので、今回で第7弾。「なにわ男子」の西畑大吾さんと、及川光博さんが初出演する。 【写真特集】蛭間が神原名医紹介所に!? 緊迫感漂うシーンも 場面カット一挙公開
2016年にスタートした「ドクターY」は、“腹腔鏡の魔術師”と崇められるほど腕は立つが、群れを好み、金を愛し、人として少し残念なところもある外科医・加地秀樹(勝村さん)が主人公。第2弾(2017年)では幽霊騒動に巻き込まれ、第3弾(2018年)では教授選で大敗、その後も隠し子騒動や手術ミスなどで幾度も窮地に追い込まれるものの、不死鳥のごとく何度もはい上がってきた加地だが、今回は借金地獄に陥る。
シンガポールのギャンブルで、一世一代の大ばくちに出てしまい、鮮やかなまでにボロ負けした加地は、あろうことか東帝大学病院の資金も溶かしてしまう。さらに、ある人物から多額の借金を肩代わりする条件として、東帝大学病院で臨床実習中の医学生、東村練(西畑さん)を「医者にしないでください」という真意不明の依頼を受ける。
「劇場版ドクターX」にも登場する東村は、成績は優秀だが態度は最悪。加地は依頼を遂行すべく、傍若無人な東村に近付くが、ボロクソにされる。そんな東村の父で物語のカギを握る人物、楠田永吾を及川さんが演じる。名字の違う東村と楠田の血縁関係を知った加地の脳裏には“封印していた18年前の記憶”がよみがえる。
これまでと同様、米倉涼子さんを筆頭に「ドクターX」のメインキャストも出演し、物語を盛り上げる。10月17日に亡くなった西田敏行さんも出演している。さらに「ドクターX」名物の麻雀シーンも登場し、ここで大門未知子(米倉さん)と神原晶(岸部一徳さん)、及川さん演じる楠田の意外な過去の接点が明かされる。