【フェブラリーS】馬場状態から浮上するのはこの馬だ
「フェブラリーS・G1」(18日、東京) フェブラリーSが行われる18日、東京競馬場のある府中市は曇り時々晴れの予報。週中の降雨もなく、良馬場決戦は確実だ。土曜に組まれたダート戦は7鞍中、逃げ馬が4勝、2着1回。砂は乾いているが、前が止まりにくいコンディションとなっていることに注意したい。3R・3歳未勝利(1600メートル)が1分38秒0とクラス平均より早めのタイムで決着。極端に時計が掛かる馬場ではなく、今年は例年通り1分35秒台の争いとみる。 土曜の馬場なら、最内の絶好枠を手にしたイグナイターに食指が動く。千二で先行できるスピードがあり、この枠なら主張すれば楽にハナを奪えるはずだ。 地方所属馬だが、実は新馬勝ちは当舞台。20年11月のデビュー戦を7馬身差でぶっち切った実績があり、コース適性に不安はない。24年ぶり史上2頭目の地方馬Vへ、千載一遇のチャンスが巡ってきた。